硬式野球部

DATE:2025.05.03硬式野球部

勝ち点獲得に向けて、望みをつなぐ

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2試合で計7安打を放った鈴木(撮影?橋本佳達)
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中軸を担い、フル出場した渡邉旭(撮影?五味沙那子)

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第2戦で好投し、勝利投手となった仲村(撮影?森山蒼斗)
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第1戦、第2戦で登板した1年生の平野(撮影?五味沙那子)

令和7年度東都大学野球春季2部リーグ戦の第3週対拓殖大戦の第1戦と第2戦が4月29日と30日にかけて、大田スタジアムで行われた。第1戦はタイブレークの末に逆転負けを喫した駒大だったが、第2戦は終盤の拓大の追い上げを退けて勝利し、勝ち点獲得の可能性を第3戦につないだ。

スコアと戦評は以下の通り

第1戦
チーム/回1234567891011
駒 大 0 0 1 0 1 0 0 0 0 0 0 2
拓 大 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 3

◆戦評

拓殖大との初戦の先発は、伴場柑太(営1)。今季ここまで無失点の伴場だったが、初回に先制点を許す。打線は3回表に1死一、二塁の好機を作ると③眞邉麗生(法2)が犠飛を放ち、序盤で同点に追いつく。

5回表、2個の死球から好機を作り、②鈴木塁(政3)がこの試合3本目となる安打で、逆転に成功する。その後は、再三のピンチを招くも細かい継投でしのぎ、逃げ切りを図る。

迎えた8回裏、好投していた5番手の田本聖貴(営3)が2死から死球を与え、満塁のピンチを背負うと痛恨の左前適時打を浴び、同点に。試合はタイブレークに突入した。

無死一、二塁から始まるタイブレークだが、駒大は走者を進められない。迎えた11回裏、この回からマウンドには平野渚(法1)が上がる。今季初登板となった平野は三振を1つ奪うも、左安を打たれサヨナラ負け。初戦を勝利で飾ることはできなかった。

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6投手をリードし、同点となるホームを踏んだ渡邊怜(撮影?澁谷海衣)
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初出場を果たし、二刀流としても期待がかかる上川床(撮影?橋本佳達)

第2戦
チーム/回123456789
拓 大 0 1 0 0 0 0 0 0 8 9
駒 大 10 0 0 0 0 0 0 0 × 10

◆戦評

勝ち点獲得に向けて負けられない駒大は、スタメンを大きく入れ替えて臨んだ。その打線が初回から機能する。②鈴木塁(政3)が中安で出塁すると続く③渡邉旭(現4)が中前適時打を放ち、幸先よく先制。さらに好機を拡大すると4つの押し出し四球を選ぶなど、この回打者14人の猛攻で10点を挙げた。

投げては今季初登板の仲村竜(営4)は、毎回ランナーを背負いながらも要所を締め、7回1失点。仲村の好投も光り、大量リードを奪って終盤に入る。

9点差で迎えた最終回。2番手の鯉川晴輝(法2)がつかまり、3本の適時打を浴びるなど6失点。鯉川に代わった投手陣も失点を重ね、1点差まで迫られる。最後は5番手の本間葉琉(法3)がピンチを脱し、何とか逃げ切るも第3戦に向けて課題が残る結果となった。

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4番で適時二塁打を放った眞邉(撮影?森山蒼斗)
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今季初出場を果たし、2安打を打った疋田(撮影?森山蒼斗)
執筆者:橋本佳達

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